お知らせ

2022.12.22 ITニュース CAEとは?

聞きなれない方も多いかと思いますが、ものづくり(エンジニアリング)において重要なワードとなってきましたので簡単に説明させていただきます。

CAEとは「Computer-Aided Engineering」の略でシーエーイーと読みます。意味は「コンピューターの支援によるエンジニアリング」で一般的には「コンピューターシミュレーション」という形で馴染みがあるかと思います。

コロナ禍の初期の頃にメディアでも取り上げられていた、日本最高のスーパーコンピューター富岳を用いた「飛沫シミュレーション」などで見聞きしたことがある方もいるかもしれません。

DX(デジタルトランスフォーメーション)などが提唱される昨今において、CAEは既存の開発工程を刷新するために非常に重要な手法となっております。

CAEの歴史は古く、1960年代にNASAで開発された構造解析ソフトNastranが草分けとされております。当初は難易度もコストも高かったため導入できる業種や企業も限られていましたが、コンピューターの高性能化に伴い、一般的に用いられるようになってきました。以前では莫大なライセンス費用に加え、スーパーコンピューターの導入などが必要でしたが、近年ではノートPCでも計算が可能になりました。今後更なる普及が考えられると思います。

その時に必要とされる人材がものづくりとITの技術を両立したハイブリッドなエンジニアです。株式会社akfでは長年のCAE業務で培ったノウハウを基にした解析コンサルティングで日本のものづくりに貢献していきたいと思っております。

【写真提供】

NASA – この画像もしくは映像物は、アメリカ航空宇宙局 (NASA) のアームストロング飛行研究センターにより、ID: ED97-43968-1で公開されています。

【執筆担当】

株式会社akf 代表取締役 増沢航介

https://ak-firm.com/